食欲を抑える!アロマミスト作り方
これまで、アロマバスとアロママッサージをご紹介してきましたが、今回のレシピは気軽に使えるアロマミストです。
★アロマミストのレシピ
グレープフルーツ 10滴
ローズマリーカンファー 2滴
パチュリ2滴
精製水 35ml
無水エタノール15ml(アルコールが苦手であれば、精製水で代用して下さい)
パチュリは木や土を感じさせる甘く重たい香りです。気持ちを落ち着かせたい時にオススメの精油です。
スプレー型の容器に全てを入れよく混ぜて下さい。
パチュリとグレープフルーツの芳香成分には、食欲を抑える働きがあるので食事の30分前や空腹時で口寂しくなってきた際にお部屋に散布し香りを嗅いでみて下さい。
精製水とは、水道水に含まれる不純物を取り除いた水です。水道水で作ることもできますが、直接肌に馴染ませる場合や、もちを良くする場合は精製水の使用をオススメします。
無水エタノールはアルコールの事です。精油と水を混ざりやすくする効果やもちを長くする効果があります。両方、薬局等で簡単に手に入りますので1つ持っておくと便利です。
脂肪燃焼にローズマリーのアロマ
今日はローズマリーカンファーのオイルについてご紹介します!
ローズマリーカンファーは脂肪を溶解する成分が含まれています。体脂肪が高い方にオススメの精油です。
香りは皮膚薬や筋肉痛用のクリーム等で馴染みのあるようなスッキリとしたグリーン、ハーブ感の強い香りです。むくみをとるα-ピネンも含まれています。
脂肪燃焼、ダイエットに直接的にアプローチできるアロマの使用方法はマッサージです。
直接精油を肌につける事は出来ませんので、必ずキャリアオイルというベースとなるオイルに組み合わせてマッサージを行いましょう。
★脂肪燃焼用マッサージオイルレシピ
ローズマリーカンファー 1滴
グレープフルーツ 2滴
ホホバオイル 20ml(←ベースとなるキャリアオイル。植物性のものから選びましょう。)
各オイルを混ぜ合わせ、腹部や下肢など脂肪の多い部分に塗る。10分程、少し強めにマッサージを行なってください。
1日3回が目安です。
オイルはそのまま馴染ませてもよいのですが、そのまま日光に当たると焼けやすくなります。またグレープフルーツのように柑橘系の精油は光毒性といって日光に当たると肌に刺激が出やすいため拭き取るか、直後の外出時はオイルが触れた箇所に直接日光が当たらないよう服装にもお気をつけ下さい。
アロマのパワーでたくさんの人を笑顔にしたい!
すごい大きなテーマになりましたが、アロマを勉強し、仕事にしていくなかで、病院で治しきれない心の不調をアロマで緩和していきたいという気持ちが高まっていきました。、
イギリスなどでは、アロマセラピストが不調や悩みをカウンセリングで聞き出し、その症状にあったアロマを使ってマッサージ、トリートメントを行う。心をケアすることで身体的に出ている不調(肌荒れ、円形脱毛症なと)をケアする。というサロンがあるそうです。
私は日本でアロマリンパセラピストとして、エステティックのリンパマッサージとアロマの精油を掛け合わせてマッサージを行なっています。整体や他のサロンでは治らなかった腰の痛みが引いたり、うまく続かなかったダイエットがこちらで良くなった という嬉しいお客様の声を聞き日々幸せを実感しております。
もう一つ私が出来るとすれば、日本でもメンタルケアの観点からアロママッサージを行う風土ができるといいなぁと思っています。
代替医療として、お医者様に通うとともにアロマの力で精神的トラブルの回復の後押しをしたいと願っております。
将来そんなサロンを開けるよう勉強を続けていきますね!
アロマバスのやり方
こんにちは^^
今日は精油を使った<アロマバス>を紹介したいと思います。
用意するものは簡単、クレープフルーツの精油1本、お塩です!!
★アロマバスのやり方
浴槽にお湯を張ります。
精油を最大5、6滴 お塩と混ぜ合わせてお湯に溶かします。
グレープフルーツの効能は、リンパ系を刺激し体内循環を活性化させセルライトやむくみ、ダイエットに効果がおります。脂肪を燃焼させる成分や気分をリラックスさせ血流を促進する効果があります。
またお塩には精油を乳化させる効果と、発汗効果があるので寒い季節にピッタリですね。
精油の中でも特にグレープフルーツのような柑橘系の香りは、アロマ初心者の方にも親しみやすい精油なので
ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
身近にアロマセラピー【出産編】
最近オーガニックコスメブランドが続々と日本にも浸透してきていますよね。
名だたるオーガニックブランドの商品には、アロマセラピーの基本になる精油が含まれています。精油とは芳香植物(ハーブ)の根、葉、花、果皮などから抽出された100%天然のエキスです。
日本では明確な精油の基準がなく「雑貨」として取り扱われていますが、フランスでは精油を医師が薬として用いることもあるほど、多彩な薬理作用を持ちます。
日本でも少しづつではありますが、産婦人科や皮膚科など医療現場でも「メディカルアロマ」として取り入れされつつあります。実際に私の出産した産院でもイギリスのプロムナム社のアロマを使用したアロママッサージのサービスを取り入れておりました。アロマセラピー(芳香治療)は補完療法として優れた効果を発揮します。
出産では全心身を酷使しますので、産後は腰、脚をはじめあらゆる箇所が痛みますし、ホルモンバランスが大きく変動するので心や脳の緊張状態や気分の落ち込みも出てきます。そこで、私は特に背中と腰の筋肉のこわばりと妊娠中のための運動不足、血行不良からくるむくみが辛かったので背面を中心にラベンダーとゼラニウムの精油を用いてマッサージをお願いしました。ラベンダーはラテン語のlavare(洗う)から分かるように言わずと知れた万能精油で筋肉や神経への鎮痛作用があります。また、皮膚に対しては新たな細胞の成長を促します。心に対しては精神の浄化や躁うつ状態を回復させる働きがあります。
⭐️ゼラニウムにはリンパ系を刺激する作用がありむくみに最適です。またホルモンバランスを整えることに適した精油のためPMSや更年期の症状が気になる方にもおススメの精油です。
このようにアロマセラピー(芳香治療)は補完療法として優れた効果を発揮します。産後の体の痛みも、鎮痛剤だけでなくアロマを使って緩和していくという考えに共感しました。退院後も体が回復するまでに2ヶ月はかかるといわれていますので、家庭での精油の使用で緩和できるといいですよね!
精油の小瓶さえあれば匂いをかぐだけでも薬理効果を得られますので手軽に日々に取り入れてみてください。